コミュニケーションがうまくいかない2つの原因とは?

なぜあなたはコミュニケーションに大きな苦労を注ぎ込んでいるのでしょうか?

コミュニケーションを良くする努力をしているのに、なぜうまく出来ないのでしょうか。

その原因について、掘り下げていきたいと思います。

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コミュニケーションに対して警戒してしまう理由。

コミュニケーションがうまくいかない原因は誰に責任があるのか。

 

社会的に言われるような、コミュニケーションの技能を身につけるためのベースとして、「最初からなぜコミュニケーションがうまく進まないのか」と言う点から解明を進めていきましょう。

(1)コミュニケーションがうまくいかない原因とは

あなたが求めていると思われるのは、会社の組織網や、友人との交際など、おそらく「対面」の人間関係ではありませんか?

「オンラインゲームで結束している仲間とうまくコミュニケーションが取れず苦悩しているというような悩みの方は、おそらく少数派だろうと思います。

それではここで質問なのですが、「会社や友人とのつき合い」と「オンライングームのつながり」では、なぜ前者にあたっては相当悩み、後者ではさほど悩まずにいるできるのだろうか?

そういったことは当たり前だろうというお声はわかりますが、ではなぜかを1個1個挙げていこうとすると、その検証が相当難しいことに気づくはずです。

それでは、異なる点は何でしょうか。

 

前者はあなた自身で放棄することができない人間関係です。

逃げることができない原因は様々あるでしょう。

  • 日々の生活に必要な給料を貰うため。
  • 今の仕事に義務があるため。
  • 自分がいることが当たり前となっているシステムで業種が回っているため。
  • 自分が抜けたら第三者のコミュニティが崩れるのが目に見えているため。

 

対しての後者は、あなたがログアウトするだけで、いつでも終わらせることのできる人間関係です。

どうして終わらせることができてしまうのか。

それは、しがらみが無いからです。

 

課金アイテムに資金を注ぎ込んでいるのでいまさら中止してしまうのは惜しい、という人は稀に見るでしょうが、ほぼほぼの方は「ウンザリするとやめてしまう」ことが可能で、再びゲームをしたくなったら「改名して再度トライ」することもできるのです。

後者は、交流で失敗しても、生身の自分が傷つくことはほとんど見受けられないといえます。

原則的に仮想キャラクター同士がバーチャルなコミュニティを築き上げているだけで、本物の自分は画面のこっち側でそれを動かしていればいいのです。

 

ここではオンライングームをモデルにしましたが、チャットや、掲示板への書き込みでも同様のことが言えると思います。

対面のコミュニケーションが思い通りにならない原因は、この辺りに見いだすことが可能です。

なんで対面のコミュニケーションが思い通りにならないのか。

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それは、対面のコミュニケーションには「最低の場合取り戻しがきかない」という制約があるからです。

オンライングーム上の、現実には傷つかない、どんどんやり直しのできる世界とは違い、現実にはログインもログオフも、リセットもありません。

本物のあなたは無防備であり、心的ダメージを受けやすいのです。

 

他人の些細な言葉、ふとした言い回し、語尾の印象に引っかかりを感じ、相手の一方的な話に気が引け、相手の都合に振り回されてへばるかも知れません。

ところが、どんなに傷つき、ヘトヘトになっても、現実のあなたは人間関係の中で仕事し、給料を得て、食べていかねばなりません。

関係性におけるまわりからあなたへの評判は、そのまま、自分への扱いに係わってきます。

友人関係の場合でも、その関係の中での自分の位置がどんな所にあるかということに気を遣わねばなりません。

 

「あいつはおかしい人だ」というレッテルを一度貼られてしまっては、それ以降の仲間付き合いに係わってきます。

対面のやりとりには、ドジできないという心の重圧がつきまとうのです。

それに伴って、あなたにとって仲間付き合いに失敗するということは、世間から自分が見捨てられる恐怖心が入っているのではないでしょうか。

人付き合いでのトラブルを起こさないためには、なるべく当たり障りのない自分でいることが大切であるとあなたは決めつけます。

セリフと胸中のジレンマ

あなたが腹の中で考えていることと、囗に出すフレーズには、まるで違うところが見られるのではないでしょうか。

そのようにあなたが素の自分を出さないように慎重になっていることが、相手とのコミュニケーションの際の障碍になってしまっている場合があります。

  • 考えていることを言えない。
  • 一歩下がってしまう。
  • 自分の意見を言っては、相手に鼻で笑われたり、または相手が困るのではないか。

そんなふうに、自分の意見を飲み込んでしまうあなたの感じが、相手にとっては心の距離のように思われて、コミュニケーションがギクシャクとすることがしばしばあります。

さらにあなたが素の自分を出さないように頑張ることで、更に別の問題を起こします。

 

日々を過ごしていく中で、あなたは色々な人と交流を持ちますが、その際、相手に対し何か表現したいことがあっても、その考えを言葉にせず、ぐっと飲み込んでいるのでしょう。

加えて、自分がそうだからと、むこうも自分のように表に出すセリフと、胸の内で思っている事が違っているかもしれないと、相手の考えを伺うところはないでしょうか。

あなたが相手の様子を伺い、間違いのないように人付き合いをしていたところで、他の人も一緒で人付き合いに気を遣っているということにはなりません。

第三者からの評価や、自分の位置に見向きもしない人や、人付き合いにへまをしようとも別に大丈夫だという人も、この世には一定数いるのです。

厚顔無恥の第三者に対して苦手意識

そういうような人々と相まみえた時、あなたは困るでしょう。

  • なぜこの人達は、こんなに他人への気遣いが欠損しているのだろうか。
  • 他人に面倒をかけても白々としていられるのか。

まともなあなたは、自分が人付き合いに苦しみ、気を使っている分、こういった人付き合いにあまり頓着のない人達に、反発し、苦手意識を持つのではないかと思います。

あなたのコミュニケーションがうまくいかない原因まとめ

  1. 自己主張することに自制があり、そういうことからやり取りがスムーズに行かないこと
  2. コミュニケーションはお構いなしの人々に対してマイナス感情を抱いてしまう

これらの二つの項目に絞り込むことができます。

従って、あなたがコミュニケーションをスムーズに遂行していくためには、この二つの論点について修正をしていくことが不可欠であるのです。

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