人間関係に悩んでいる人はあなただけではありません。世の中の人ほとんどが人間関係に悩んでいて、それに加えほとんどの人が「寂しい」と思っています。今回はどれくらいの人が「寂しい」と思っていて、なぜ寂しいと思っているのか、データをもとに解説していきます。コミュニケーションが取れない人は、あと一歩の勇気で変わることができるかもしれません。
人間の1番の弱点は孤独でコミュニケーションが取れないこと
人間は苦痛には耐えられますが、ひとりぼっちには耐えられないのかほとんどだと思います。
人間は孤独を感じると、死んでしまう動物です。
ということなので潜在意識で仲間を求めます。
このような、だれかと一緒に過ごしたい、仲良くありたいという欲求を「親和欲求」と呼びます。
ブログもしくはツイッター、SNSといわれるものかどんどん広まったのも、だれかと関係しあっていたい、と私を含め誰もがみんな考えているからですね。
親和欲求の強さは個人差があります
1人でもへっちゃら、1人のほうが好き、という人もいればどんなときもだれかといっしょでなくては心もとないという人もいます。
一般的に考えて、男性より女性の方が親和欲求が確固たるものと考えられます。
言われてみればグループで食事など、何かと行動を共にする傾向にありますね。
また、親和欲求は、戸惑いや不安を覚えているときに上昇することがわかっています。
たとえば、お友だちとお化け屋敷に入った際、ふだんよりも互いの距離が近づいていることはないでしょうか?
簡単に言えば吊り橋効果というものです。
怖いときは無意識のうちにくっついて、安心感を得ようとするわけです。
震災の後に、結婚を決める人が増加したのも、その徴候といえるでしょう。
惨状を目のあたりにして心労がふくらみ、だれかにそばにい続けてほしいという感情が強くなったのです。
人間は人を求めるのです。あなたを待っている人もきっとそばにいると断言できます。
では、日本人のどれくらいの人が人のそばにいたいと思っているのでしょうか?
寂しいと思ったことがある人はどれくらい?
内閣府の「第8回世界青年意識調査」で職場で寂しいと思ったことがあるという調査で「ある」と答えた人で以下のような結果が出ています。
- 自分自身のことしか考えてえていない人が多数34.8%
- 仲間同士の係わりが希薄34.3%
- 世代のズレがある33.8%
- 仕事が縦割りでおのおののの様子かよくわからない32.4%
- お互いに助け合う流れがない19.8%
- IT化でコミュニケーションが減った11.1%
もう一つ、充実しているときはどんなときかというアンケートでは以下のような回答が出ています。
- 友だちや仲間といるとき74.6%
- 趣味に精を出しているとき59.6%
- 家族といるとき41.5%
- 本業に打ち込んでいるとき32.8%
- 好きな人といるとき31.3%
このような結果になっています。
みんな寂しいと思っている
日本人のほとんどは寂しいと思っています。
みんなコミュニケーションが取れない、勇気がないだけであって、ひとたび話しかけることができればかなりの確率で仲良くなることができるはずです。
むしろあなた自身がコミュニケーションのハードルを上げているだけであって、実際には一歩踏み出せれば簡単に乗り越えられるハードルなのです。
このことを念頭に置いて、どんどんと仲間を作っていってください。
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