会話が続かないと悩んでいる人に朗報です。そんなあなたは聞き上手になればいいんです。コミュニケーションは何も話し上手にならないといけないわけではありません。では聞き上手になるには?それは本当に簡単なコツだけなんです。今回は聞き上手になるコツ6つを解説します。
概要
出会いは成功しても会話でしくじる
このような人は多くいらっしゃるもの。
何をお話ししたらいいか思い付かない、シーンとしてしまったら気まずい。
どうにかこうにか場をもたせようと焦れば焦るほどぎくしゃくしてしまった、なんてことはないでしょうか?
でも実は楽しい会話で場のムードを高める人は人気者ですが、実際のところはだれにでも「嫌われることなく評判の良いのは聞き上手な人」なんです。
聞き上手の効果
心理学者マタラソは、警官や消防士といった採用試験で、意識的にうなずいた場合となんとなく対応したケースとでは、どのように出願者の反応が変わるか検証しました。
実施すると、面接官が意識的にうなずいた場合には、85%の出願者の発言数が増加したのです。
発言の量は約50%も増加していました。
こういったふうに、相手がうなずきながら聞いてくれると、関心を抱いてくれているのだなと感じ、よりポジティブに話そうという気持ちになるのです。
ということですので、会話を弾ませたいと思うのなら、あなたは無理をしてしゃべることはありません。
相手の話を聞いてうなずけば大丈夫です。
人はだれしも、周りの人に認められたい、自分を受け入れてほしいという欲求を持っています。
あなたのうなずきは、この欲求を満足させるのです。
ただうなずくだけに限らず「そうだったんですか」とか「それで?」とセリフでもうながしてあげると、格段と力を発揮します。
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聞き上手になるための6つのコツ
先ほども言ったように、上手に話すことができれば抜群の人気を誇る人物になれると思います。
野球で言えば「パワーヒッター」といったところでしょうか。
絶大な人気を得ることもできますが、それは安定性に欠けます。
しかし、聞き上手は真逆です。
誰からも好かれ慕われ、安定性抜群の「職人プレイヤー」なのです。
堅実な守備から、送りバント、地味ではありますがチームに必ず必要な人物なのです。
100点は取れなくても常に80点をたたき出す職人こそが聞き上手なのです。
何回も言いますが聞き上手はまず人から嫌われることはなく、ほぼ100%人に好かれるでしょう。
そんな聞き上手になるには以下の6つのコツを必ず覚えてください。
1.アイコンタクト
これは相手の話を聞いているというサインになるのでここがおろそかであればまったく話になりません。
話している最中、可愛い女の子を聞き手がチラチラ見ていいたりしたらいやですよね?これはあなたの話を真剣に聞いていますということを伝えることができます。
2.相槌、うなずく
相手の話をしっかりと聞いているということを伝えることができます。
相手を受け入れてあげることで相手の認められたいという「承認欲求」が満たされます。
これをすれば相手は満足し、身を乗り出さんばかりに話し、より饒舌になるでしょう。
3.バックトラッキング
これは相手がしゃべった内容を自分の口でもう一度言ってあげることです。
これにより、相手の話した内容を理解しているというサインになります。
この時点ですでにあなたの虜になりかかっています。
4.ページング
相手の話すリズムとスピードをチューニングしてあげることです。
つまり合わせてあげる、調整するということです。
これにより、親近感がさらに芽生えます。
5.ミラーリング
ジュースを飲むタイミングや笑うタイミング、または相手の仕草をさりげなく真似することです。
これによりさらに親近感が増しますが、あくまでもさりげなくです。
全部マネする必要はありません。さりげなく。
6.笑顔
コミュニケーションが苦手な人はここで躓くでしょう。
ですが基本中の基本であり、コミュニケーションにおいて一番重要な部分になります。
笑顔は相手に好意を示すことができます。
面白い時には声を出して笑ってあげることも重要です。
ちなみに初対面の時は必ず笑顔でいてください。
いかがですか?
相手に好かれるには聞き上手であれば失敗しないのです。
聞き上手は話し上手になるよりも圧倒的に簡単で間違いがないのです。
今まで話し上手にならないとコミュニケーションはうまくいかないと思っていませんでしたか?
そんな固定観念は捨てて、聞き上手のスキルを磨いていってください。
それによりあなたの人生はがらりと変わるはずです。