人生で得する人はどんな人でしょうか。そうです。人たらしな人です。人たらしということはコミュニケーションが非常にうまく、駆け引き上手であり、自分をアピールすることが非常にうまいんです。人心掌握が可能であれば上手に世渡りができます。今回はそんな控えめなあなたに自分を上手にアピールする方法をご紹介します。
概要
自分の印象を意図的にコントロールする
相手に与える印象は、少しくらいなら自分で操作できます。
例を挙げると、リクルートスーツスタイルを決めると、それのみでしっかり感が出て、まじめな青年という印象を与えられます。
ところが、お見合いパーティーにリクルートスーツで出席する人は僅かでしょう。
こういったときは、スタイリッシュなジャケットやスーツで、センスのよさを主張したほうが高く評価されるからです。
こういったふうに、相手に好印象を持ってもらうために意識して自分の印象をコントロールすることを「自己呈示」と呼びます。
自己呈示はターゲットによって、大きく次のようにカテゴライズされます。
①戦術or戦略
戦術的自己呈示は単発的に自分の印象をよくするために行うもので取り入り、自己宣伝、威嚇、哀願、称賛付与、弁解、正当化、謝罪などがあります。
逆に、戦略的自己呈示は、長いスパンで自分の印象を作りあげ、尊敬や信頼、地位などを得るものです。
②主張or防衛
先ほどの①はさらに主張的自己呈示と防衛的自己呈示とに細分されます。
前者は、アクティブに働きかけてよい印象を与えようとするもの。
後者は、自分のイメージダウンを最低限に抑えるために行うものです。
①の戦術的自己呈示のうち、弁解や正当化、謝罪などかこれにあたります。
印象のコントロールというと悪質であるようですか、実はとても重要な部分なのです。
良い人間関係を築くには適切な自己呈示は不可欠です。
自分を上手にアピールする方法6つ
取り入り
好意を寄せてもらうために、お世辞を言ったり相手の意見に共感したりする
自己宣伝
自分の能力をPRするために、自分の実績や経歴を目立たす
威嚇
自分の力を誇示するために、大声を上げたり威張ったりする。
哀願
同情をひくために自分の弱さを示す。
簡単に説明すると、健康の不良を訴えたり泣く。
弁解
ちょっとでもイメージタウンにブレーキをかけるために、いろいろな言い訳をする
尊敬
長期間戦略を立て、自分のイメージを形作る。
例を挙げると、尊敬を得るためにどんな場合でも礼儀正しく振る舞う。
信頼を獲得するために季節の見舞状を抜かりなく出す。
信頼を獲得するには焦らないことが肝要。
焦ると見透かされる。
どうでしょうか
上記6項目で自分を上手にアピールして行くことで、相手の心を意図的につかむことができます。
自分の中でこのような戦略でコミュニケーションをとっていくことによって今までの何倍も円滑に関係を保つことができます。
もちろん苦手な人との付き合い方、嫌いな人との付き合い方や空気の読めない人との付き合い方も考慮していく必要があります。
そして、もしかしてあなたが今から新しい世界に飛び込むならば第一印象はかなり重要です。
この術をすでに持っていて無意識にやってしまうと制御することができずに周囲からは「腹黒いやつ」というレッテルを貼られることもしばしばですが、意図的に行うことで戦略的にコントロールしていけば「いやらしくなく」アピールしていくことが可能です。
一度自分をうまく出せない人は徐々に試していくといいでしょう。
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