男性女性は誰しも貧乏ゆすりや足組をしてしまうものですがその時はいったいどんな気持ちなのでしょうか。感情表現は足に出ます。貧乏ゆすりや足組みはどんな感情か解説します。
概要
無意識のうちに感情が出てしまうのが足
表情は注意を払ってごまかせるのですが、しぐさにまではそう簡単には神経が行き届かないものなのです。
その中でも、足の動きには心の内が映し出されやすいのです。
具体的に言うと貧乏ゆすり
苛立っているとき、何かうまくいかないとき、ストレスやプレッシャーをやわらげようと考えているのです。
ですので、むこうが貧乏ゆすりをしたら、ドリンクをすすめたり、楽しい話題を提供したりして、心が落ち着くように気配りしてあげましょう。
もちろん笑顔で接することで相手にさらにリラックスしてもらえます。
性別で見る貧乏ゆすり
貧乏ゆすり「男性の場合」
足をゆったり自然に開いているときは、あなたに気を許しています。
膝を締めてそろえている場合は、少し堅くなって身構えていると思われます。
貧乏ゆすり「女性の場合」
女性の場合は、両足を揃えて左右片側に流している人は、プライドが高く自分に自信がある方といわれています。
足組みは?
男女両者とも、足組みは拒絶のサイン。
相手をこれよりも寄せ付けないよう、足を組んで防いでいるのです。
一直線にあなたに向いているならば、あなたとコミュニケーションをとろうと思っています。
ですが、つま先が横に向いていて体も斜めになっているならば、さほどあなたの話に興味を持っていないと言うことができます。
コミュニケーションの方法は会話だけではない
今回の例では足を例にして説明しましたが、足でなくとも我々は表情やしぐさからも、相手の気持ちや考えを配慮します。
うれしいときのガッツポーズや激怒しているときの不機嫌な顔など、言葉がなくてもむこうの気持ちはうかがえますね。
よく「顔に書いてあるよ」と言いますが、そのとおりなのです。
こういった会話ではない伝達方法を「ノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)」と呼びます。
ノンバーバルコミュニケーションとは
表情やしぐさ、振る舞い、ジェスチャー、アイコンタクトのみならず、会話をするときの声のボリュームやトーン、言い方、速度なども、ノンバーバルーコミュニケーションに入ります。
同じことを口にしても、大声で力強く言うか、小さい声でぼそぼそ話すかによって、驚くほどイメージは変わります。
分かりやすく言うと、「元気にやってるよ」と大声で言われると、本当にそうなのとほっとしますが、うつむきながらちっちゃい声で「元気だよ」と言われるとも、にわかには信じ難いですね。
言葉だけで伝わるものは少ない
米国人コミュニケーション研究の先駆者、レイーバードウイステルの検証の結果では、1対1のコミュニケーションでは、言葉を介して伝えられるメッセージはトータル35%だけなのです。
後65%につきましては身振りやジェスチャー、言い方など、言葉以外の方法により伝えられているのです。
今回の例では貧乏ゆすりもこの65%にもちろん含まれます。
相手の感情をいち早く察知してこちらが配慮してあげることであなたの株はうなぎのぼりになるでしょう。