接待をする時、そして接待をされる時では微妙に使う敬語が違います。
どちらも相手方に失礼のないようにしなければならないのは鉄則ですが、これから説明するものはすべて覚えておきましょう。
接待の時によく使える敬語をご紹介します。
概要
あなたが接待する立場の時に使うべき恵子
あなたが接待する場合の挨拶
×今日は来てくれてありがとうございます。
〇本日はお越しいただきありがとうございます。
また別の言い方として、本日はおいでいただき。という言い方もできます。
飲み物を確認する場合
×飲み物はいかがですか?
〇お飲み物は何がよろしいでしょうか?
沢山食べてと進める場合
×沢山食べてくださいね。
〇どうぞお召し上がりください。
別の言い方として、召し上がってください。という言い方もありますが、お召し上がりください。のほうが丁寧な言い方となります。
接待の締めの挨拶
×今日はもう終わりになります。ありがとうございました。
〇お開きの時間となりました。本日はお越しいただきありがとうございました。
接待や、宴会などは終わるときは、お開きという言い方を使います。
締めの挨拶で、終わりという言葉は、忌み言葉になってしまうので気をつけてくださいね。
接待が終わった後の会話
×今日の料理は美味しかったですか?
〇本日の料理はお口に合いましたでしょうか?
あなたが接待する側であれば、「美味しかったですか?」という言葉は失礼にあたります。
丁寧な言い方をするのであれば、「お口に合いましたか?」が良いでしょう。
あなたが接待される側の時に使う敬語
まず始めにお礼の言葉を言う場合
×お招きありがとうございます。
〇お招きいただきありがとうございます。
さらに丁寧な言い方として、お招きに預かりありがとうございます。という言い方があります。
飲み物を聞かれた場合
×とりあえず生
〇ビールをいただきます。
同僚と飲みに行く癖で、「とりあえず生!」などと言わないようにしてくださいね。
ビールをいただきます。でも丁寧な言い方ですが、ビールを頂戴いたします。とさらに丁寧な言い方怒鳴ります。
お酒が飲めないので断る場合
×お酒は飲めませんので
〇不調法ですので、お茶をいただきます。
不調法というのは、お酒を断る時の決まり文句です。覚えておいて損はありません。
お茶をいただきます。まで言えると良いですね。
もっと食べて!と促された場合
×ありがとうございます。
〇はい、いただきます。
もちろんありがとうございますでも良いのですが、「はい、いただきます。」という言い方もあります。
この時のマナーとして、自分より目上の人が箸を付けてからあなたも食べ始めてください。
さらには、自分だけバクバクと食べずに周囲の食べるスピードに合わせましょう。
おかわりをすすめられたが、断る場合
×結構です。
〇十分いただきました。ごちそうさまでした。
結構ですという言葉は、我々はよく使ってしまいますが、少しタイミングを間違えると非常に冷たい言い方となります。
接待が終わり、お礼を伝える場合
×今日はごちそうさまでした。
〇本日は大変ごちそうになり、ありがとうございました。
接待をしていただいた場合に、ごちそうさま。だけでは非常に軽い表現となってしまいます。
あなたに楽しんでもらおうと計画していたことですので、気持ちのある言い方をしましょう。
接待の時に使う敬語まとめ
以上が接待の時に覚えておくと良い敬語となります。
上記で説明した敬語に関しては、やや形式的なものが多いです。
お酒も入ってきて、打ち解けた頃に上手に懐に入っていくという作戦も取っていかなければなりません。